深大寺

天平5年(733年)に開山し、平安時代からは天台宗の寺院として約1300年の歴史を有する深大寺。鎮守の森に囲まれた境域は清水にめぐまれ、その清冽な水はつきない流れとなって、かつては下流の田を潤してきました。古代、清い水を求めて集まった人々の泉に対する感謝の心は、素朴な水神信仰を生み、やがて仏教の伝来とともにこの霊地に注目して寺が建立されたと言われています。
江戸時代からは蕎麦の名所としても知られ、深大寺蕎麦は多くの来詣者に賞味されるだけでなく、将軍家にも献上されてきました。
東日本最古の国宝仏である白鳳仏をはじめ、多くの仏像に見守られた緑豊かな境内でイベント等が開催できます。