ビジネスイベント活用事例

　旧前田家本邸洋館は、1920年代後半に加賀百万石といわれる大大名・前田家の第16代当主であった前田利為侯爵によって建設された、当時の代表的な大邸宅建築であり、国の重要文化財にも指定されています。東京観光財団が、企業や大使館・国際機関・メディアなどの関係者50名をご招待し、歴史と格式ある本洋館をユニークベニューとして活用するショーケースイベントを開催しました。

　本イベントは、建設当時、外交団や皇族を招いて晩餐会を行なう重要な社交の場として使われていた洋館１階を舞台に実施されました。エントランスから入ってすぐのサロンで催されたウェルカムカクテルでは、東京産のワインや日本酒等が提供されました。その後、大客室と大食堂を使って、昭和初期の晩餐会をイメージした着席スタイルでのディナーがふるまわれ、ゲストの皆様に当時の格式高くかつ洗練された雰囲気を再現した食事をお楽しみ頂きました。

　　

　イベント当日は、正面玄関のライトアップが行われたほか、都内の間伐竹を使用した灯籠により屋外の歩道が柔らかに照らし出され、会場は厳かな雰囲気に包まれました。さらに、会場内では、日本で生まれた楽器「オークラウロ」などによる演奏が行われ、より一層の特別感を演出しました。ゲストの皆様からも「歴史的文化財を活かしたイベントのアレンジがとても素晴らしい」、「この場で接遇、社交が日常的に行われていたことを想像すると感慨深い」等の好評を頂きました。

　

　東京観光財団のユニークベニューワンストップ窓口では、歴史ある旧前田家本邸洋館で特別なイベントを開催するためのサポートをしておりますのでぜひご相談ください。

【イベント概要】
日時：2019年12月3日（火）17:00～19:00
参加者数：50名（国内外企業、在京大使館・メディアなどが参加）